「男なんだから日常生活で日焼け止めなんていらないでしょ」
「日焼け止めはスポーツや海に行く時に塗れば良い」
そんな人、はっきりいいます。知識が古くて今も貴方の肌にダメージを与えている可能性があります。この機会に知識をアップデートし、習慣を変えていきましょう。
どうも!恋愛構造学講師、ティノです。
今回は男性の若さを保つための必須アイテム、日焼け止めについて解説します。
世の中の男性は日焼け止めを日常的に使う習慣がない人が多すぎる!
しかし、長年日焼け止めを使わずに日常生活を送っていると、シミ・シワなど明らかな外見レベルの低下、すなわり老化が進んでしまいます。
これを機に、日焼け止めの必要性を理解し、化粧水や乳液と同様、日々の習慣に日焼け止めをプラスしていきましょう。
この記事を読むと次のことが分かります。
- 男性の日常生活に日焼け止めは必要なのか
- 質の高いメンズ日焼け止め
是非最後までご覧ください。
1. 日常生活の太陽光が肌に与えるダメージ
普段過ごしているだけでは、痛いほどの日焼けをすることがないため、紫外線を意識している男性は少ないことでしょう。
しかし、紫外線が肌に与えるダメージは「日焼け」だけではありません。
紫外線を長期間日常的に浴び続けることで、メラニンが過剰になりシミが増加したり、シワやたるみなどの「老化」を引き起こすことに繋がります。
20代前半のうちはまだ良いことでしょう。しかし、20代後半、30代…と、肌へのダメージが徐々に蓄積されていき、ふと気が付いたら顔がシミ・ソバカスだらけ、なんてことに繋がってしまうのです。
これは高血圧と似ています。
高血圧は、数値が高くなるだけで長期間身体に悪い症状は出てきません。
しかしあるとき。高血圧が原因で心臓、脳の血管がダメージを負い続け、血栓がつまります。
そして病院で気が付くのです。
もっと早くから対策しておくべきだったと。
紫外線対策はこれと同じような性質があります。
シミやソバカスはすぐに症状として出てきません。ダメージの蓄積で、ある時徐々に発生してきます。
そしてその後、多くの人が後悔するのです。もっと早くから紫外線対策をしておけば良かったと。
ティノもその一人です。
今となってはシミやソバカスを消すため、数十万円を支払い自由診療のレーザー治療を行っていますが、簡単には消えず、もっと早くから対策するべきだったと後悔しています。
さらに、近年では紫外線が刺激となりニキビの原因にもなるのではないかとも考えられています。
1.1:肌の汚い男性はモテない
ニキビやシミ、ソバカスがあると、肌が汚く見えてしまいます。
肌が汚いことは、不健康の証になり清潔感が損なわれ、モテなくなります。
美肌は女性だけでなく、男性にとってもモテ要素の一つなのです。
肌が若々しい20代の男性と、シミやソバカスだらけの30代男性であれば、前者の男性の方が何倍もモテます。
「今は肌が綺麗だから大丈夫」
そんな風に思っている男性も多いことでしょう。
しかし、何も対策しなければ美肌寿命はどんどん短くなり、対策している人たちよりも数倍早く肌が老化、モテない男性へと変貌してしまうのです。
どうせなら何歳になっても女性からカッコイイと思われ、モテたいもの。
モテ寿命を長く保つためにも、今すぐに紫外線対策を始めましょう。
1.2:日焼け止めの塗り方
意外と間違えている人が多い日焼け止めの塗る量に気を付けてください。
圧倒的に量が不足している人ばかりです。
顔全体で「10円硬貨大」の日焼け止めをペタペタするくらい塗ることが目安となります。
普段の乳液と同じ量ではなく、それよりも多めにつけるということを意識しておきましょう。
日焼け止めの量が不足していると、結局その機能を適切に発揮出来なくなってしまいます。
1.3:日焼け止めの落とし方
日焼け止めは、物によりますがその機能が強ければ強いほど、洗顔だけでは落ちなくなります。
特に、後程紹介しますがウォータープルーフの日焼けはクレンジングを行わなければまあ落ちません。
中には、石鹸やボディソープで落とせるタイプもありますが、基本的にはクレンジングが必要になると考えて良いでしょう。
クレンジングが必要なのに石鹸だけで済ませていると、ニキビや肌荒れの原因になります。
でも男性なのに日常生活でクレンジングなんて面倒くさいですよね。
そのため、クレンジング不要な日焼け止めを本記事内で紹介しますので、そちらを参照してください。
とはいえ、スポーツをしたり海に行く時などは強い日焼け止めを使用する必要があります。
そのときは面倒ですが美肌のためクレンジングをしてあげてください。
2:日焼け止めの選び方
日焼け止めには様々な種類がありますが、特別高いものを選ぶ必要はありません。
まずはドラックストアで売っている製品から使い始めることで何の問題もないです。
ポイントは「SPF・PA」「種類(形状)」の2点を確認することです。
2.1:日焼け止めは「SPF・PA」「種類(形状)」から選ぶ
まずSPF・PAから説明します。
SPFは、Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線によって起こる急性の炎症(サンバーン)の防止効果の程度を表しています。
サンバーンは主にUVB(中波長紫外線)によって起こることから、UVBの防止効果を表しているといえます。
数字で示され、数値が大きいほど効果の持続時間が長くなり、最高値は50です。
明らかにSPF51を超える製品もSPF50+と表示されます。
PAは、Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略で、光老化を引き起こすUVA(紫外線A派)のカット効果をあらわします。
防止効果の程度は+、++、+++、++++の4種類で表し、+が多いほどその防止効果は高くなります。
ただし、SPF・PAともに数値が大きいほど肌の負担になるため、用途を考えて選ぶ必要があります。
続いて、日焼け止めの種類について。
日焼け止めには、一般的な「乳液タイプ」以外にも、片手で使える「スプレータイプ」、サラッとした「ジェルタイプ」、保湿力が高い「クリームタイプ」などさまざまな種類がありますが、好みで使いやすいものを選べば問題ありません。
ただし、敏感肌なら紫外線吸収剤が含まれないタイプ、レジャーやスポーツの際には汗や水に強いウォータープルーフタイプを選ぶなど、肌質や使用用途に応じて適切なものを選ぶ必要があります。
2.2:紫外線吸収剤はハイリスクハイリターン
日焼け止めには大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類がありますが、肌が荒れてしまう原因ともなり得る紫外線吸収剤について説明します。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し化学反応によって影響の小さな熱やエネルギーに変換することで肌を保護する機能があります。
紫外線防御力の高い、高SPF値の製品には必ず必要となる成分です。
この紫外線吸収剤のメリットは、紫外線を防ぐ力が強いことです。
また、無色透明なので白浮きすることがなく、塗り心地もなめらかで、使い心地がよいのが特徴です。
しかし、紫外線吸収剤は防御力が高い分、肌への負担が大きいことがデメリットです。
有機化合物であるため、人によっては刺激を感じることがあり、肌荒れの原因になることがあります。また化学変化が起こるにつれて分子が壊れるため、こまめに塗り直す必要があります。
2.3:紫外線散乱剤はローリスクローリターン
紫外線吸収剤を使用していない製品には、おおよそ紫外線散乱剤が使用されています。
紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を跳ね返すことで、紫外線が肌に当たるのを防ぐものです。
鏡のようなイメージをしてもらえると良いでしょう。
「ノンケミカル」と表示されている製品はほとんど紫外線散乱剤が使用されています。
紫外線散乱剤のメリットは、有機化合物ではないので肌への負担が少ないことです。
また、紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないため、構造が壊れにくく効果は長持ちします。
UV-AとUV-Bの両方が防げるのも特徴です。
ただし、デメリットとして白浮きしやすかったりベタベタしたりなどの使用感の悪さ、何より紫外線吸収剤よりも効果が弱くなりやすいことが挙げられます。
つまり、スポーツやレジャーなど紫外線を強く長時間浴びる際にはあまり適しておらず、逆に日常使いには適しているといえるでしょう。
まとめると、紫外線を強く浴びる時には紫外線吸収剤を使用した製品を、日常使用、または肌が弱い人には紫外線散乱剤を使用した製品を選ぶことをお勧めします。
ただし、肌荒れが既に酷い場合には、日焼け止めを使用することでさらに悪化する可能性があります。
そのような人はまずニキビを治療することが先です。
さらに、その原因が実は普段の化粧水や乳液にあることもあるため、思い当たる人は以下の記事も参考にしてみてください。
◆無印化粧水でニキビが悪化?!大人ニキビがどうしても治らない人はNOVがおすすめ
3:男性が買うべき日焼け止め
世の中にはいくつも日焼け止めの種類があり、選ぶポイントが分かったとしてもどれを選べばいいのか難しい人も多いはずです。
そこで、私が実際に使用した男性が買っておけば良い無難な日焼けをいくつか紹介します。
3.1:クレンジング不要!無印良品「日焼け止めミルク」
普段使いに一番おすすめしたい日焼け止めは、無印良品の「日焼け止めミルク」です。
◆無印良品「日焼け止めミルク」
・SPF30
・PA++ 150mL
・消費税込みで990円
・商品説明仕様・サイズ
のびがよく軽い使用感で、石けんで洗い流せます。つまり、クレンジングが不要なのです!
顔・からだ用の日焼け止めですが、無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリー・紫外線吸収剤不使用・アレルギーテスト済み・ヒアルロン酸Na配合(うるおい成分)と様々な特徴があります。
一番の特徴は紫外線吸収剤不使用で、肌が弱い人でも安心して使用出来る製品です。
以下に無印良品のホームページリンクを載せておきます。
3.2:海やスポーツをするときには「NULLウォータープルーフ日焼け止め」
次にどうしても紫外線を強く浴びる機会があり、そこで使用する日焼け止めが必要、という時に選ぶべき日焼け止めを紹介します。
◆「NULLウォータープルーフ日焼け止め」
・SPF50
・PA++++ 40g
・消費税込みで2,017円
・商品説明仕様・サイズ
汗をかきやすい男性向けにつくられており、 汗・皮脂でもクリームが流れ落ちにくく設計されています。一切白くならず、ベタつきがとても少ないです。ノビがよいから、からだにも塗りやすいのが嬉しい特徴。ウォータープルーフですがクレンジング不要と謳われています。
男性が気になる点をすべてクリア。 さらに、6つの無添加で肌に優しいアルコール、界面活性剤、パラベン、 香料、鉱物油、着色料といった特徴があります。
一番の特徴は強力な日焼け止めなのにクレンジング不要で、使い勝手の良い製品です。
ただし、クレンジングしなくても問題ありませんが、肌のためになるべくクレンジングで落とすことを推奨します。
以下に製品のホームページリンクを載せておきます。
以上、メンズ日焼け止めに関する紹介でした。
一般的には、日焼けをしっかり防止したい場合は、紫外線吸収剤配合のものを、肌への負担を軽くしたい場合は紫外線散乱剤配合のものを使用すると良いとされていますが、最近の日焼け止めには吸収剤のみ、散乱剤のみの商品だけでなく、両方を組み合わせている商品もあります。
また、刺激が強いといわれる紫外線吸収剤でもまったく問題ない人もいれば、肌にやさしいといわれる紫外線散乱剤で肌荒れを起こす人もいます。
最近では、紫外線吸収剤をシリコンやカプセルなどでコーティングし、肌への刺激を抑える技術なども開発されており、紫外線吸収剤だから刺激が強いとは一概に言えなくなってきています。
あくまで実際に普段使いで使用してみて、肌への悪影響がないかどうかを確かめることが重要です。
しかし、一番大切なことは冒頭でも解説した通り、日常的に浴びる紫外線から肌を守ること。
化粧水や乳液と同じように、普段のスキンケアに日焼け止めを取り入れていきましょう。
ティノ
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