優しいだけの男がモテない理由!その「優しさ」は本当に「優しさ」ですか?【プロの教育者×ナンパ師が教える恋愛術】-第4章37-

「女性に精一杯気をつかっているのになかなか進展しない」
「優しいだけじゃダメなのは分かっているけどどうすればいいのか分からない」
女性と恋愛をするうえで大切な優しさ、不要な優しさの線引きとは一体何なのか。ナンパ師が解説!







どうも、プロの教育者×ナンパ師、ティノです。

今回は多くの男性が間違った行動をしている「女性への優しさ・気配り」について、本当に必要なものとそうでないもの、ましてやそれが悪影響を及ぼしていることを解説します。

歩くスピードを合わせる、女性の荷物を持つ、女性の行きたいところへ行く、女性へプレゼントをする、女性へ奢る。
全て男性から女性への優しさのように見えますが、これらは良い優しさと悪い優しさ、2つに分類することが出来るのです。

今回の記事を読むことで次のようなことが分かります。

  • 本当にモテる優しい男性になるには
  • 必要な優しさと不要な優しさの線引き
  • 不要な優しさを排除することは勇気が必要

最後まで是非読んでいただき、恋愛に必要な本当の優しさを理解してください。





1:男性の優しさの種類

「優しい男性はモテる」

果たしてそれは本当なのでしょうか。
答えはYesでもありNoでもあります。

男と女の関係において、適切な優しさは女性へのアピールとなります。
それは女性の恋心を引き出すものです。

しかし、不適切な優しさは女性になめられる原因、格下の存在になってしまうもので、モテに繋がるものではありません。

何でもかんでも女性に気をつかい、ファーストレディを行うのは間違いです。
しかし、一切気をつかわない男性もそれはまた良くありません。

大切なことは、優しくするべき場面で優しくし、不要な優しさは排除していくことなのです。




1.1:優しさは2種類存在する

では、具体的に必要とされる優しさと排除すべき優しさはどのようなものなのでしょうか。

優しさは2種類存在します。
相手を気遣う優しさと、嫌われたくないが故に生じる優しさです。



一つ目の相手を気遣う優しさとは、例えば相手が疲れていそうな時に「少しベンチで休もうか」と提案したり、寒そうにしていればマフラーを巻いてあげる、扉を開けてあげる、そういった紳士的な振る舞いが該当します。

「私にマフラーを巻いてくれて、ありがとう。」

そんなことを言われる男性になりたいものです。(ミカサ・アッカーマンを分からない人はスルーしてください笑)

要は、女性を気遣う姿勢から生じる優しさ、は女性から魅力に映る優しさになります。




1.2:相手を気遣う優しさはモテる

この相手を気遣う優しさは、相手からすると好印象、モテに繋がるものになります。
目の前の女性以外にも、例えば店員さんに優しくしたり、物や動物に優しくしたりすることも、究極突き詰めていえば、その相手に対する気遣いが含まれています。

これらは恋愛において武器になるものです。

「女性に優しくしたらダメ」なんていう恋愛本もありますが、それは少し極端な話であって、本来、人が人を気遣い生じる優しさはどんな関係性であっても嬉しく、相手の評価をあげるものです。

特に、これは昔からモテてこなかった男性ほど得意であったりします。
女性も人間です。興味の無い男性から、ふとした気遣い、優しさを感じたりすると、心が温かくなり、それがいつの日か恋心に繋がることもあるのです。

自分の武器としてこのような優しさは鍛えていきましょう。





2:嫌われたくない優しさは不要

さあ、ここから今回の肝となる部分。
行ってはならない優しい行動を見ていきましょう。
ここさえ理解してしまえばマイナスポイントが生じることはないので、あとは自分の良心に従って女性に接すれば良い、ということになります。

必要な優しさを覚えるより、不必要な優しさを理解することが重要です。

この不必要な優しさとは、例えば次のような行為が該当します。

  • 大した関係性もないのに男性が女性に奢る
  • 女性を家に誘う時、女性が断りやすいよう、最寄り駅についてから誘う
  • デートの日程を明らか女性の都合に合わせる
  • 女性が大幅に遅刻してきたのにヘラヘラしている


これらは相手への気遣いが含まれていますでしょうか。
いいえ、ほとんど含まれていないことでしょう。
含まれていてもそれは微々たるものです。

ではそこに存在する男性の心理とは。
それは「相手に嫌われたくない」「気まずくなりたくない」という消極的な心理です。



例えば、男性が女性に奢る時、「この子は会社の後輩だし、ごちそうしてやるか」という心理で奢るのであれば、それは間違いではありません。
そこには相手に対する「気遣い」が含まれているからです。

しかし、世の中の男女が恋愛関係を視野に入れている時、女性に奢る男性の心理としては
「奢らないとケチな男性と思われそう」「女性が会計時にトイレにいったから奢らないと気まずい」
こういった心理が働いていることが大半です。

また女性を家に誘う時も「断られたら気まずいから、一旦駅についてから誘う」ことは逃げ腰な姿勢が見て取れます。

つまり、こういった行動は一見優しさに見えますが、真実はそうではなく、ただただ男性に勇気が無い、女性から嫌われたくないという心理から生じているチキン行動なだけなのです。



女性を口説くには、女性を失うことを恐れない男性こそ実現出来ます。

◆嫌われる勇気が恋愛には必要!目の前の女性を失う覚悟がある者にこそ、女性を愛する資格が与えられる

そして消極的な姿勢で女性に奢る行動ほど愚かな行いはないのです。

◆デート場所は「おしゃれな街で豪華なディナーを」がダメな理由






2.1:女性が格上の存在になる

このチキン行動を取ると、男女の立場が客観的に決定されてしまいます。
男性が女性に嫌われたくないと思ったその時点で、男性が女性を追いかけている構図となっているのです。

それは女性にも伝染します。
気遣いの優しさだけではなく、男性がおどおどした態度で無駄な優しい行動を取ると、女性にそれが伝わり、その結果女性は男性を格下の存在と認識します。
女性は格上の男性しか恋愛対象とはしないため、結果無駄にご馳走だけして試合終了、という現象が生じるのです。

◆モテる男はやってる!女性に追いかけさせる方法




こういった不適切な女性の機嫌を図る行動は昔女性にモテてこなかった男性がやりがち。
そして世の中の多くの男性もやってしまっているNG行動になります。
今すぐ消極的な逃げの行為はやめましょう。




2.2:男性の精神衛生的にも悪影響を及ぼす

何より、この嫌われたくないが故の優しさ行動、チキン行動は男性の精神衛生上よくありません。

男性「(7000円か…これくらい奢らないと小さい男に見られるよな。ここは全て出しておこう。次の店で出してもらえればいいや)」

男性「次どうする?」

女性「え?帰るよ?」

男性「えっ、あっ、そ、そっか…。気を付けてね(笑)」
男性「(ああ…また無駄な金と時間を使ってしまった…恋活やめようかな)」


ああ、なんて哀れで惨めな姿でしょうか。
その7000円があれば、きっとうまい飯が食えたと、そう家に帰ってから反省することでしょう。

どんな男性でも思い当たる節があるはずです。もちろん私だってあります。
このような行動を繰り返すことは、男性が恋愛、ナンパに消極的になってしまう大きな原因の一つです。

であれば、そんな負のスパイラルにならないためにも、女性を気遣う優しさではなく、嫌われたくないが故のチキン行動は今すぐやめましょう。
女性に媚びたところでも何も生まれません。




2.3:結論「嫌われたくない」優しさはメリットがない

どれだけこの嫌われたくない優しさが無駄か、むしろ悪影響を及ぼすかは理解いただけましたでしょうか。
結局のところ、そんな優しさを発揮したところで得られるものは相手を傷つけなかった、不快にさせたなかったゆえに守られる貴方の偽善心です。

ただ悪者になりたくないだけ、その結果、何も生まれない、何のメリットもない行動をしていることに気が付きましょう。
もしかしたらチキン行動を取らなかったことで、貴方は女性から嫌われるかもしれません、気まずい空気になるかもしれません。
でもその一つ一つが、最高の女性を口説く布石となるのです。

さらに言えば、そんな嫌われたくない故の優しさを取らなければ口説けない女性に価値はありません。またはそれで口説けたとしても、それは男性の真の魅力ではありません。

そんな優しさは今すぐにやめましょう。





3:嫌われたくない優しさを排除するための勇気

「嫌われたくない」「気まずい空気にしたくない」
そんな理由から行っていた優しさを排除すると、時には傷つくことがあります。

しかし、それで良いのです。
それをするには大きな勇気が必要です。

ですが、そこから逃げないください。
逃げて女性に奢ることは簡単なことでしょう。
しかしそれでは何一つ変わりません。

勇気を出して、自分を貫く必要があるのです。
それを続けていると、それが自然に自信となり、ノンバーバル(非言語的な)モテオーラ、女性を惹きつけることに繋がるのです。



女性の目を気にしておどおどしながらチキン行動を取る男性と、はっきりと物を言う男性、
一時的な空気を壊す可能性があるとしても、最終的に女性が魅了される男性はどちらだと思いますか?

不要な優しさを排除するには勇気が必要です。
その勇気を今、この時点から持ってください。
きっぱりと「No」という勇気を。はっきりと「2千円頂戴」という勇気を。





とはいえ、繰り返しになりますが、相手を気遣う優しさは恋愛で必須の行動。
大きな武器になる男性の特性です。
必要な優しさと排除すべき優しさを使いこなし、アルファメイル(モテる主体的な男)を目指していきましょう。

また優しさと媚びの境界線については、以下の記事でも解説しています。
併せて読んでみてください。

◆美女に媚びない男性こそモテる!優しさと媚びの境界線

ティノ


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