こんな美容クリニックに注意!整形で必ず比較すべき美容外科の特徴

「美容クリニックってどこも同じでしょ?」
「とりあえず大手に行っておけば安心」
「安さだけ重視している」
そんな人、整形手術は自分の顔に傷をつける行為。どうせなら利益よりも自分の顔を優先してくれる美容クリニックに任せたいですよね。どういったクリニックに行ってはいけないのか、解説していきます。







どうも、プロの教育者×ナンパ師、ティノです。

今回は、整形手術にまつわる話です。整形で必ず確認すべき美容外科の特徴について解説していきます。
この記事を読むことによって、行ってはいけない美容クリニックの傾向が理解できるはずです。





ティノは元々ホストとして働いていた過去があるので、整形手術は実に身近なものでした。

一緒に働く仲間の情報網や、お客さんから聞く整形話。
はたまた最近は美容クリニックで働く看護師さんなんかと出会う確率も増えてきています。

やはり、基本的には女性をターゲットにしているクリニックなので、同じく女性をターゲットにするホスト、ナンパ師をやっているとかなりの情報が集まってくるんですね。




またティノ自身でも何件もの美容クリニックを訪問したことがあります。
湘南美容外科クリニックから始まり、東京中央美容外科、リッツ美容外科、水の森美容外科・・・、皆さんが知っているクリニックも一つくらいはあるのではないでしょうか。

そして。
一度、ティノは整形に失敗しています
100万弱かけた鼻を細くする整形が、何も変わらないどころか、むしろ太くなってない?という結果になってしまったのです。


◆だんご鼻を整形で直す!鼻尖縮小のおすすめクリニックを実体験を交えて解説





こういった経験を踏まえて、どこがおすすめか、ではなく、どこに行ってはいけないのか、そんな悪徳美容クリニックを疑う特徴を解説していきたいと思います。
美容業界の闇を暴きます。







1:最も注意したい完全利益追求型のクリニックの特徴

美容業界には客の顔など二の次、ひたすらに利益追求をしているクリニックが多々あります。
正直、それが悪の根源になっていると言っても過言ではありません。
患者の顔よりも利益を追求する。そんな美容クリニックは悪徳と言えざるを得ません。
本来医学とは、利益追求ではなく患者の利益を最優先にするべきなのに、そんなモラルの欠片もない。そういったクリニックのやり口を解説していきます。





1.1:最安値で客を集め、高価な施術を売るビジネスモデル

一つ目はこれ。
広告では「二重術 9980円~」などと謡っておきながら、実際にカウンセリングに行くと全く別の最高級施術を薦めてくるクリニックは要注意です。

ティノ「1万円くらいで二重になれるなら…」

 と勇気を出してクリニックに行ったのに

カウンセラー「それはすぐ取れるし保証もないです。お薦め出来ません。やっても意味ないですよ。」

 とカウンセラー(という名の素人)に一蹴されてしまう。

カウンセラー「ティノさんの目は少し厚ぼったいので、こっちの4点止め×脂肪吸引×5年保証のものになりますね~」


こんなクリニックが実際いくつもあるんです。

確かに広告に最安値を記載することは違法ではありません。
ですが、到底お薦め出来ないような低品質な術式を広告の全面に押し出し、客を集め、高価な施術に誘導するというのは医学のモラルとして問題がないとは言えません
こうしたクリニックは大抵、クリニックの場所毎で売上目標があったり、売上に高いインセンティブがあったりするので、本来不要な術式もセットにされてしまうのです。

先程の例示で言うと、二重で脂肪吸引は本来不要な術式で、もしそれを検討するレベルで厚ぼったい瞼をしているのであれば、本来は埋没法ではなく切開術を薦めるべきなのです。
でも、色々なオプションをつけた方が高価になり、取れてしまったらそこでまた相談に来るため、再度切開術に誘導する二段構え。
こんなビジネスモデルに自分の顔を任せられますか?ティノは任せたくないです。

安価な広告で、その術式が高品質なものであるのであれば信用出来るクリニックでしょう。
でももしそうでないなら、利益追求型のビジネスモデルと言わざるを得ません。





1.2:最初に最高級の施術を提案し、中程度の施術で落ち着かせる

最安値と思っていたのに、法外な値段を突き付けられると、人は自分の考えが甘かったのだと反省してしまいます
確かに二重術を1万円で受けようなんて考えは甘いですが、それでも数十万円もする埋没法を受ける必要はありません。

カウンセラー「ティノさんの瞼だと、結構強固にしないといけないので、この上から2番目の施術でないと難しいですね。35万円です。」

ティノ「そうなんですね、最初は1万円と思っていたので、思ったより高いですね…」

カウンセラー「もしご予算的に難しければ、こっちの28万円の施術でも大丈夫かと思います。最終的には医師と相談いただきますが、ただ保証年数が3年になってしまうんです。」

ティノ「そうか、、なんとか30万は切るんですね、、、どうしようかな、、、」


このように、人は最初に高い要求をされると、その後の要求が低く見える現象が起こります
普通埋没法で20万も30万もする施術なんて異常です。それなのに安く見えてしまうのです。

このブログを読んでいる人なら、きっとこれがどういった心理学テクニックに該当するのか分かることでしょう。
そうです。ドア・イン・ザ・フェイスと言われる、れっきとした行動心理学テクニックに操られているだけなのです。




1.3:モニター価格で安いと錯覚させる

しかしこれだけではありません。
クリニックにはモニター価格と言われるものがあります。
術前と術後の写真を撮影し、素晴らしい効果が出た人の写真だけインスタグラムなどに掲載する、あれです。笑

カウンセラー「本来28万円なんですが、今特別にモニター募集があって、お目元の写真だけ撮影させていただければ何とか19万円に出来ます。お得ですよ!」

ティノ「ほう、それなら20万を切ることが出来るんですね。」


何か安くなった気がしませんか?

ですが、クリニック側からしてみると、この最終的な19万という施術価格に落ち着かせたいのです。
モニターなんて特別でもなんでもなく、それを見越した価格設定でクリニック側は計算しています。
正直、モニターなんて年中無休で開催しています

でも掲示された側からしたら、なんか特別な感じがしてしまう。
そうして患者は騙されていくのです。




1.4:当日施術で考える隙を与えない

カウンセラー「でもティノさん、このモニター価格で受けられるのが、本日施術限りなんです。おそらく明日にはこのモニター募集は終わってしまいます。」

ティノ「え、じゃあ受けていこうかな。」


人に考える隙を与えない。
まさに洗脳術の一種ですね。

そして人は得よりも損することを嫌います。
これはFXなどの通貨取引でよく出てくる言葉ですが、プロスペクト理論を意識させた巧妙な手口ですよね。

またここまで時間をかけてクリニックに来店した時間的サンクコストも意識させられています。

◆サンクコストの重要性





はっきりといいます。
美容整形は一度持ち帰ってください。
そして、複数のクリニックにカウンセリングに行ってください。

仮にそれでモニター募集が本当に終了し、機会損失につながったとしても、それは貴方を悪徳美容クリニックから守る最大の防御であるのです。
それなのに、当日施術を強く押し付けてくるクリニックは、間違いなくあなたに考える隙を与えないようにしているのです。

他のクリニックに相談したら、埋没法+αで20万なんて有り得ないと思われてしまいますから。




1.5:麻酔などのセットオプションが高過ぎる

ティノ「じゃ、じゃあそのモニター価格19万円のでお願いします」

カウンセラー「わかりました。とりあえず見積もり出しますね。」

 5分後

カウンセラー「眼窩下麻酔代が5万円、笑気麻酔が3千円かかるので、全部で24万3千円、税込みで約27万円です」

ティノ「ええ?!この麻酔ってそんなにかかるもんなんですか?」

カウンセラー「そうですね、どこのクリニックでもこのくらいかかると思います。」

ティノ「やらなくても良いんですか?」

カウンセラー「任意ではありますが、痛みがかなり強くなる場合があるのと、痛いと力んでしまって内出血や脹れが強く出る可能性があるので、皆様つけてますね。」

ティノ「そうですか…」


なんとなく分かりましたか?
そもそも部分麻酔だけではなく、オプションで麻酔を付けないと出来ないレベルの手術ならそれはオプションでなくて元々セットとした料金にしておけよって感じですよね。

こういった利益追求型のクリニックは、施術代に加え、麻酔代、その他にも高性能な注射針料金、透明な縫い糸の料金など、あれこれとオプションをつけて総額を釣り上げてきます
もう悪徳というほかありません。



普通の病院で治療をするときに、

 医者「盲腸ですね。手術しましょう。費用は保険診療でだいたい3万円です。あ、でも麻酔代が別途5万かかるんで」 

なんて言われるわけないですよね。

完全に任意オプションなら分かりますが、オプションをつけないと痛いだの、腫れるだの、そんなクオリティーのサービスならそもそも提供するべきではないのです。
良心的なクリニックは麻酔代込みの施術費用になっていたりします
麻酔代を別にして広告的に安く見せようなんてするクリニックは利益追求型のクリニックが多いです。




1.6:騙されないために、自分に合った術式を提案するクリニックを見極める

逆に、中にはこんなクリニックがあります。

ティノ「自分、どの術式がいいのか分からないんですが、2点止めと3点止めならどっちがいいんですか?3点止めの方が1万円くらい高くなるので、やっぱりそっちの方がいいんですかね。」

医師「正直、ティノさんは2点で大丈夫だと思います。3点止めのほうがデザインの幅が広がることもありますが、そんな無理なデザインを希望されているわけではありませんし、瞼に糸は少ない方がいいので、2点でいきましょう」


利益追求型ではないクリニックは、このようにただただ高い施術に誘導しようとしてくるのではなく、患者に一番ベストの施術を提案します。

それが医学の本来あるべき姿だからです。
試しに、カマかけでもいいので、こういった質問でクリニックの性質を判断する必要が我々消費者には求められる時代なのです。





2:カウンセラーによる医学的カウンセリングはあり得ない

これまでに紹介した利益追求型のクリニックが悪徳美容クリニックの典型例です。
ただし、他にも注意すべき点がいくつかあります。

その一つがカウンセラー(素人)による医学的な相談です。

カウンセラーというのは医師免許も看護師免許もないその辺の美容意識高い系女子でもなれてしまうお手頃な職業です。
そんな人に「ティノさんならこちらの施術ですね。」なんて判断され、見積もりを出され、医師とのカウンセリングは5分足らずで終了、当日施術。
なんてことがざらに行われています。

そもそも、医療技術である様々な施術を医者でもなんでもない素人のカウンセラーが判断することは本来不可です。
これは、法律的に不可なのです。

なのにもかかわらず、カウンセラーによるカウンセリングでほとんどの方向性を決めるクリニックがあります。
医師の人件費を削減するためですね。

そんなクリニックは今すぐにやめてください。





3:医師(院長)が若すぎるクリニックは信用するな

「院長なら安心だ」
なんて思っていませんか?そうとも限らないのです。

必ず、クリニックの院長の年齢、経歴を確認してください。

2016年 医学部卒業
2016年 ○○大学病院 心臓血管外科、整形外科
2018年 △△総合病院 内科
2019年 □□美容クリニック 入職
2021年 □□美容クリニック ××院 院長就任


「あ、この人は5年も経験があるんだな~」
なんて思った人、非常に危険な思考です。

医学部を卒業した後、必ず医師は2年間の研修医期間が設けられます。
様々な部署を転々とし、初歩的な技術を学ぶのです。
それなのに、その期間を堂々と経歴に記載するクリニックがあります。
ただの研修医レベルで一人前になれるような、そんな高度な技術が習得できるはずもありません。

いわば、居酒屋のアルバイトの人間が「3年間 和食店で修業をこなし、堂々と独立」と記載するようなもんです。
いやいや、アルバイトでレンチンして料理を出していたお前に何が作れるんやと。
ようはそういうことなのです。

上記の記載例のように、心臓血管外科、整形外科と書いてあっても、そんなものはただ所属していたに過ぎません。





肝心なのは、美容業界に入って何年目なのか、というところをみてください。
記載例であれば、3年目ですでに院長になっていますね。
普通の会社であり得ますか?





逆にそんな若さで院長を任せるようなクリニックの方針にそもそも疑念を抱いていてください。
それだけ、給料の安い若い医者を院長という肩書きで消費者を信用させ、利益を上げようとしているのです。

院長が若すぎるクリニックは要注意です。









いかがでしたでしょうか。
どれか一つでも当てはまる=必ずしも悪徳美容クリニック というわけではありません
しかし、もし当てはまったのであればGoogleやTwitterの口コミを確認し、サクラではない良い口コミが多いのか、悪い口コミが多いのかを確認しましょう

騙されないためには、我々消費者が正しい知識を身につけるしかないのです。

もう一度言いますが、美容整形を決断する時、必ず一度持ち帰ってください。
そして、複数のクリニックにカウンセリングに行ってください。

それが悪徳な美容クリニックから自分を守る唯一の手段です。




これ以上悪徳美容クリニックの闇に騙される消費者や、整形で公開する人が一人でも減ることを願っております。
美容整形をすることは簡単ですが、元に戻すことは出来ません。

美容整形の広告が増え、オープンにする芸能人、YouTuberも増えてどことなく気軽になってきたこの時代だからこそ、一度立ち止まり、思っている以上に慎重な姿勢で美容整形には望んでください。

ティノ





二重・目元?

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