「鼻を細くしたいけど、どこのクリニックに行けば良いの?」
「鼻尖形成?鼻尖縮小の違いは?」
そんな人へ、ティノの実体験を交えながら鼻尖縮小のイロハを伝授致します。
どうも!プロの教育者×ナンパ師、ティノです。
早速ですが、私は鼻尖縮小を3回施術したことがあります。
何故3回かって?1回目、2回目のクリニックはよく調べもしないまま施術を受け、失敗してしまったからなんです。
この失敗の実体験を皆様に知っていただきながら、今回はどのようにしてクリニックを選べば良いかを解説していきます。
「だんご鼻を直したい」
そんなあなたの気持ちを踏みにじられないため、まず鼻尖縮小とはどういった手術なのか、そのメリットやデメリット、クリニックの選択基準をこの記事で理解してください。
1:鼻尖縮小術とは
鼻尖縮小術は、団子鼻のような太く丸い鼻先を細くしてすっきりとさせる施術です。
鼻の先端は、鼻の中の軟骨、軟骨の上の皮下脂肪などの軟部組織、その上に皮膚がありますが、軟骨が先端に向かって広がっているため、それを医療用の糸で縛って、軟部組織を適切に取り除き、必要に応じて軟骨を切除して小さくするというものです。
鼻尖形成術という言葉も登場することがありますが、これは鼻先に関する美容手術の総称でその中の一つに鼻尖縮小というものがあります。
1.1:鼻尖縮小術の術式
鼻尖縮小術はオープン法とクローズ法があります。
どちらもメリットとデメリットがありますが、昨今のプチ整形の流行からクローズ法が選択されることが多いように思えます。
- オープン法:外側から鼻柱を切開して軟骨や軟部組織を切除する方法、傷口が目立つが大掛かりな施術が可能
- クローズ法:鼻の内側から同じように軟骨や軟部組織を切除する方法、傷口が目立ちにくい、施術操作が細かくなる
1.2:鼻尖縮小術で得られる効果
鼻尖縮小術は、だんご鼻を小さくし、細くする施術です。
鼻の頭が丸みを帯びていることをだんご鼻といいますが、軟骨や軟部組織が原因であることが多く、化粧品やマッサージなどでは形を変えることが難しいです。
しかし、鼻尖縮小術を行えば、だんご鼻を治療することが出来ます。
鼻先を細くしたい人に好まれる施術です。
1.3:鼻尖縮小術のリスク
鼻尖縮小術は、鼻先の軟骨を縛る施術になるため、それに伴うリスクが存在します。
- PollyBeak変形
これは鼻先が不自然に膨らんでしまい、魔女鼻のようになってしまうことを言います。
そもそも、無理なデザインであったり、適切な軟骨処理が行われないと生じる可能性が高いです。 - ピンチノーズ
これは鼻先を細くし過ぎてしまい、洗濯ばさみで鼻をつまんだような形になってしまう現象です。 - 団子鼻が治らない
これがまさに私が経験した状態。全く効果が得られないというリスクも存在します。
その他にも、感染や、後戻りなど、様々なリスクが存在しますが、大まかにはこの3点が頻回に報告されているリスクとして間違いないでしょう。
2:鼻尖縮小の効果が出やすい人、出にくい人
鼻尖縮小術は、実は結果が出やすい人、出にくい人が存在するのです。
利益しか考えていないクリニックではまず教えてくれません。
私も当初一切解説されませんでした。
2.1:結果が出やすいのは軟骨が厚く広がっており、皮膚が薄い人
一番に効果が出やすいのは、鼻先の軟骨が厚く広がっていることで、鼻先が大きい原因になっている人です。
これは、鼻尖縮小の方法を考えれば分かりやすいですが、主に軟骨へのアプローチになるため、軟骨が原因であればその分効果が出やすいというわけです。
しかし、軟骨が適切に処理されることが条件です。
軟骨が適切に処理されることが。(大事なことなので2回言いました、後述します)
2.2:そこそこ結果が出やすいのは軟部組織で鼻先が大きい原因の人
次に効果が出やすいタイプとして、皮膚と軟骨の間にある、脂肪などの軟部組織で鼻先が大きい人。
これは施術で軟部組織を取り除くことが出来るので、そこそこの効果が見込まれます。
2.3:皮膚が厚いことで鼻先が大きい人は効果が出にくい
逆に、東洋人に多いとされていますが、皮膚が分厚いがために、鼻先が大きくなっている人。
これはほとんど効果が見込まれません。
鼻尖縮小は主に軟部組織と軟骨にアプローチする施術になるため、皮膚が厚いとその下の組織を処理してもあまり表面的な効果が生まれないのです。
これらのように、鼻のタイプによって鼻尖縮小の適応なのかどうかが決まってきます。
これを正確に診断してくれるクリニック、ドクターと巡り合うことが最初の関門なのです。
逆に言えば、これをしっかりと見極められないようなクリニックは残念ながら施術を受けるべきとは言えません。
3:鼻尖縮小術の手順を簡略化しているクリニックに要注意
鼻尖縮小の本来の手順は
- 余分な脂肪などの軟部組織の除去
- 鼻翼軟骨の維合
- 軟骨の一部を切除
※必要に応じて耳の軟骨の移植
を行います。
しかし、これらを適切に行わず、②軟骨を寄せるだけの作業しか行っていないクリニックがあるのです。
背景には、安価でどんな医師でも出来るような術式の確立を行う目的で、繊細かつ長時間要するような手順を省いてしまい、メインの軟骨縫合しかせず施術を終了とすることとしていることが考えられます。
たしかに、そうすれば、安価でどんな医師でも施術を行うことができ、クリニックの利益に繋がります。
しかし、それでは患者自身にとって有益とはいえず、むしろ余分な組織の除去も行わないため、軟骨の形状もわからないまま適当に維合し、効果が出ないばかりか変形したりするケースも出てきてしまうのです。
3.1:手順を簡略化したクリニックの見極め方
こういったクリニックは必ず避けたいところ。
ではどのように見極めれば良いかというと
①手術時間を確認
通常の鼻尖縮小では1時間~2時間位の手術時間を要します。
30分位で終わると説明を受けた場合は、正しい手術は行っていないと考えてください。
②術後の固定方法を確認
鼻尖縮小の手術において、術後の圧迫は非常に大切な要素。
一般的には5日間程度のギプスによる圧迫を要するものとしています。
2~3日程度のテープ固定の場合は、正しい手術は行っていないと考えてください。
③同時にL型のプロテーゼをすすめられる
通常、鼻尖縮小の手術の際用いるプロテーゼはI型のものが一般的で、そもそもL型のプロテーゼは安全性の観点から最近使用が少なくなっているほどです。
それなのに、鼻尖縮小の効果がないことを分かっているため、同時にL型のプロテーゼをすすめられることがあります。
絶対にしてはいけないことです。
これらのことを確認し、どれか一つでも当てはまった場合には、そのクリニックは避けた方が良いでしょう。
4:ティノが後悔した手順省略による鼻尖縮小
ティノの実体験に戻ります。
ティノが鼻尖縮小を最初に受けたのは、TCB東京中央美容外科でした。
しかし、カウンセリングで自分がどのような鼻のタイプなのか、またどのような施術なのか具体的に説明を受けることもなく(ここは自分の落ち度としても反省しています)、鼻が細くなる、の一言で施術を受けることを決めてしまいました。
しかし、結果はほとんど効果なし。
というわけで、もう一度相談しに行きました(この時点でセカンドオピニオンを別のクリニックに求めるべきだった)。
すると、一般的な鼻尖縮小とは別の、外側から糸で縛る3D鼻尖縮小という施術を勧められ、鼻先が細くなるというまたまた魔法の言葉に引っ掛かり、施術を受けました。
結果、細くなったのは鼻先ではなく、鼻の真ん中から少し下らへんの部分。
ティノが求めていたそもそもの団子鼻の改善には至らなかったのです。
そこで、クリニックへ施術様式を確認しました。
そうすると、「軟骨の部分切除」は行っていないとの説明を受けました。
もう衝撃でした。
2回目の施術を受けた際に、「他に鼻先を細くする治療法はないのか」と聞いていたはずなのに、そもそもの鼻尖縮小が適切に行われたのか、疑問を持たざるを得ない状況だったのです。
クリニック側の主張としては、「軟骨切除は安定がなくなり、大掛かりな施術のため、TCB東京中央美容外科では実施しておりません」とのこと。
それなら先に言ってくれよ…。(ちなみに同意書には小さい文字でしっかりと書いてありました。説明を受けていないので気づきませんでしたが。)
それなのに、Youtubeの公式チャンネルへ質問してみたところ、症例によっては軟骨切除もするとのこと。
もう何が正しいのか分からなくなりました。
そこで、別のクリニックで再施術を行い、無事に細い鼻先を手に入れることが出来ました。
確かに軟骨切除はしない方が安全性は高いのかもしれません。
ですが、それであればそうと、しっかりと施術前に説明していただきたいものです。
(返金を申し出たい程でしたが、そこはグッと我慢してお金をドブに捨てました)
5:おすすめクリニックとおすすめ出来ないクリニック
このように、世界にはたくさんのクリニックがあります。
そのため施術を受けてはいけないクリニックを見極める必要があるのです。
5.1:鼻尖縮小でおすすめ出来ないクリニック
鼻尖縮小に限っていえば、
- 施術前にどのような鼻のタイプか診断していない
- 施術の適切な手順を踏んでいない
この2つに合致したクリニックは避けるべきでしょう。
もし施術前に説明がなければ、自分から聞いてみてください。自分のお金と顔は自分で守るしかないのです。
整形とは、自分の外見を変えられる最大の努力ではありますが、そのメリットばかりに目がいき、リスクを忘れがちになってしまいます。
顔を変えるのだということ、整形をするのだということ、お金と時間とダメージがかかるということを再認識してください。
5.2:鼻尖縮小でおすすめのクリニック
では、どこのクリニックがおすすめ出来るのか。
これを最後に紹介したいと思います。
もちろん意識すべきは、
- 施術前にどのような鼻のタイプか診断出来るのか=経験が豊富か
- 施術の適切な手順を踏んでいるか=ホームページで明確化されているか
を基準として判断します。
おすすめクリニニック① 安いのに手順を簡略化していない!湘南美容クリニック
美容整形するなら<湘南美容外科クリニック>
一つ目のおすすめクリニックは、大手美容クリニックである湘南美容クリニック。
大手は手順を簡略化し、どんな医師でも施術が出来るようにしようとしている中、全ての手順を網羅した術式も展開。
湘南美容クリニックで行っている鼻尖縮小は以下の4通りです。
- 鼻尖形成術(だんご鼻解消術) 196,750円(税込)
- 鼻尖形成術3D法 275,130円(税込)
- 切らない鼻尖縮小術 275,130円(税込)
- 鼻尖部軟骨移植 198,000円(税込)
この中でも、一般的な施術は「鼻尖形成術(だんご鼻解消術)」と「鼻尖形成術3D法」ですが、一つ目の「鼻尖形成術(だんご鼻解消術)」は軟骨切除が組み入れられていません。
そのため、施術を受けるなら、全ての手順を網羅している2つ目の鼻尖形成術3D法 275,130円(税込)にしてください。
値段が高くなってしまうと思うかもしれませんが、鼻尖縮小術の美容業界における値段相場は300,000円〜。
相場と比較しても、30万円を切る価格帯というのは、とても安価なのです。
逆に、30万円ほど用意できないのであれば鼻尖縮小術は考えない方が良いでしょう。
しかし、鼻尖形成術3D法 275,130円(税込)は施術のアプローチがオープン法になります。
その分、大きな効果を期待出来ますが、縫い糸が目立つため、ダウンタイムがクローズ法と比較すると長い時間必要です。
このご時世、マスクを着用しているのでそこまで支障はないと思いますが、人前に顔を晒さない期間を設けられるか、に注意してください。
◆湘南美容クリニックのホームページはこちら
美容整形するなら<湘南美容外科クリニック>
以上、ティノのように鼻尖縮小で後悔する人が一人でも減るように。
実体験を交えた、おすすめクリニックとおすすめ出来ないクリニックの紹介でした。
ティノ
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