共感力を高める主語「We」の能力【プロの教育者×ナンパ師が教える恋愛術】-第3章27-

「どことなく会話のキャッチボールが出来ているようで出来ていない」
「会話の中で信頼関係が生まれていない気がする」
そんな共感がなんとなくうまくいかない人に、簡単に共感力があがる方法を解説します。







どうも、プロの教育者×ナンパ師、ティノです。

人間の信頼関係構築は、1に共感、2に共感・・・というほど、共感の能力が重要になってきます。
しかし、そんな共感はあらゆるテクニックがあり、簡単にいくものはなかなか少ないのが現状。

でも今回は、誰でもその瞬間から簡単に取り入れられる、他者と簡単に共感出来る方法を解説していきます。

そんな魔法みたいな言葉があるの?と思われるかもしれませんが、あるんです。
それもまさに、たった一つ変えるだけの方法が。

それこそ、主語を「I」から「We」に変えるだけ。
この主語を変えるというテクニックを知っているだけで、日常のちょっとした会話で信頼関係を築くことが出来るようになります。
本当に誰でも出来る簡単な内容になっていますので、是非習得してください。







1:共感力を高める主語「We」の能力

ほとんどの人は会話をするとき、「I」、すなわち自分を主語にします。

「俺はこう思う」
「私はあれがしたい」
「昨日私はこんなところに行った」

これが会話の主流ではないですか?

でも、これは間違いではありません。
主語「I」を禁止してしまうと、それはもうおかしな感じになってしまいます。





大切なのは、ところどころに主語「We」を入れていく、ということです。

「俺たち、やっぱり成功しそうな雰囲気あるよな」
「私たち、去年よりめっちゃ可愛くなったよね!」

これだけで人の心をつかむ共感が出来てしまうんですね。



一つ、考えてみてください。
仲良くなった人とは、主語「We」を使った会話が増えていきませんか?

「俺ら、気が合うんだな!」
「私たちめっちゃ仲良いよねw」

こんな会話を日頃からしているはず。

逆に、出会ったばかりの人とはなかなか主語「We」の会話はしないと思います。
であればそれを逆手に取って、出会ったばかりの状態から主語「We」を使うことによって、仲良い状態と脳を錯覚させることも出来るのです。

一種の脳の認知的不協和を利用したテクニック、とも言えます。





2:主語「I」と「We」の違い

手始めに、主語「I」と「We」の違いをまずは理解していきましょう。

「I」は、相手と自分の立場を明確化することが出来ます。
なぜなら、主語が自分である以上基本的には自分の話を展開するのであって、自分が主体であり相手はそれを聞く立場、という明確な違いが生まれます。



それに対して「We」は、自分と相手の話を展開するため、双方とも主体になることが出来るのです。

「俺昨日電車乗ったときさ、」⇒「俺らが一昨日電車に乗ったときさ、」

こう話すことによって、相手も自分の話だと認識することが出来て、より興味深く会話に入ってくれます
皆さんも、相手が「俺さ~」で会話を展開している時より、「俺らさ~」という会話を展開された方がなんとなく興味がわきませんか?
人間たるもの誰しもにこれが当てはまります。



また、普通に共感する時も、Weを使用した方がより共感力があがります。
次の例を見てみましょう。

ティノ「りのちゃん、出身はどこなの?」

りのちゃん「私は横浜だよ~」

ティノ「まじ!俺もだよ!なんか嬉しいなあ」

りのちゃん「そうなんだ!なんか親近感感じるね。」


これだけでも通常の共感は達成しています。
では、主語をWeにするとどうなるか。

ティノ「りのちゃん、出身はどこなの?」

りのちゃん「私は横浜だよ~」

ティノ「まじ!俺ら地元一緒じゃん!」

りのちゃん「そうなんだ!もしかしたら私たちすれ違っているかもね!笑」


こちらの方が、あなたと私がたまたま出身地が同じだった、という前者と比較して、私たちは出身地が同じだった、と明確に伝達出来ているため、より信頼関係を築きやすくなります。

このわずかなニュアンスの違いが、実は信頼関係構築に大きく関与しているのです。





3:主語「We」を使った具体例

我々ナンパ師の間で頻出する、出会ったばかりの女性と一瞬で仲良くなるための主語Weの使い所、というものがあります。
最後にそれを紹介したいと思います。

キャッチ「どうも~居酒屋どうですか?カップルシートも今なら空いてますよ~」

こんな時、貴方ならなんと対応し、その後どう会話を展開しますか?

ティノ「あ、すいません。大丈夫です。」
ティノ「でさ~」

ほとんどの人がこんな会話の展開をすると思います。
というより、これが普通なんです。ナンパの世界を知らない人からしたら、至って正解の対応です。

では、そんな時ナンパ師ならどうするか。

ティノ「あ、すいません。大丈夫です。」
ティノ「俺たち、きっと恋人みたいに見えたんだろうね。お似合いってことだな!笑」

このように、ここぞとばかりに主語「We」を使って会話を展開していきます
こういったちょっとしたWeを使った機転の周りが、一般人よりも早く女性を口説ける理由になっているんですね。





以上、今回は短いですが、誰でも簡単にすぐ出来る共感力をあげる主語「We」の使い方でした。

ただただ、主語をWeにして会話を展開するだけなので、最初は違和感があろうとも、是非使ってみてください。
会話の展開で大切なことは、あくまで相手がどう感じるか、を常に意識することです。
そうすることで、女性だけでなく日々の人間関係にもより良い影響が出てくるでしょう。

ティノ

コメント

  1. シン より:

    お疲れ様です!

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