「女性の心をつかむには共感だよ!」って言われるけどよくわかんない。
そんな人へ、正しい共感の方法を学び、信頼関係の構築に繋げましょう。
真の共感とは、感情の共有なのです。ナンパ師が解説します。
どうも!プロの教育者×ナンパ師、ティノです。
今回は人間関係、恋愛、ビジネス、その全てにおいて必要と言われる、「共感」について解説していきます。
共感は、ただただ相手の言ったことに同意しているだけではないんですね。
真の共感と信頼関係の構築に関し、解説していきます。
1:共感とは信頼関係構築の第一歩
なぜ全ての人間関係において共感が必要なのか。
それは、誰しもが自分のことを分かって欲しいという欲求があるからです。
共感とはつまり、「あなたの意見に同意します」といった意思表示になり、それは共感された相手にとってとても安心感のあるものになります。
さらに、もし相手との共通項を話題にできれば、それは同気相求、つまり同族嫌悪の対義語ですが、一気に心の距離を縮めることが出来ます。
そんな共感の正しい使い方を知っていれば、人間関係における信頼関係の構築がとてもイージーになるのです。
2:共感には2種類のアプローチがある
いきなりですが、こんな会話のスタートはどうでしょう。
りのちゃん「やっと金曜日が終わった―!」
ティノ「終わったねー疲れた!」
どうでした?
まあどこにでもあるような会話で、悪くはないですよね。
りのちゃん「やっと金曜日が終わった―!」
ティノ「終わったね、その感じだと大変だったんでしょ。よく頑張りました。お疲れさま。」
どうですか?
より感情にフォーカスして共感していると言えますよね。これが正解…
だと思いますか?
なんか少し気持ち悪くないですか??笑
はい。これが世に言うところの恋愛コンサルの危険なところなんです。
おそらく世の中の薄っぺらい恋愛コンサルタントたちも、「共感しろ!」
とは言うと思います。
何より信頼関係構築のファーストステップですから。
しかし、事実に共感することと感情に共感することの違いをしっかり認識することが超重要なのです。
共感!!共感!!なにがあっても共感!(なんか危ない宗教くさい…)
と教えられて、
何がなんでも共感しなきゃ…!共感こそが正義…!!!
となることは非常に危険です。
なぜなら、物事には程度というものがあります。
ここはこうして、こういう時はそうして。
と教わったとしても、あくまでそれが正しいかどうかを決めるのは自分です。
自分で検証して、反省して、一番自分にとって最高なものを導きだしてください。
りのちゃん「やっと金曜日が終わった―!!!」
ティノ「お疲れ!週末って一番疲れがたまってるよな笑」
正直、これくらいでいいと思います。
というより、こんな初っ端から共感しようとはしていきません。
純粋に会話を楽しんでください。
2.1:事実の共感、感情の共感
少なからず共感を意識しながら会話を続けていると、質問することが多くなってくると思います。
また前に記事でも紹介したように、質問の回答には必ずリアクションして、その回答から付随する会話を必ず続けてくださいね。
ティノ「りのちゃん、お酒は何が好きなの?」
りのちゃん「んーカシオレとか甘いお酒が好きだよ」
×ティノ「そうなんだ。家でも飲むの?」
○ティノ「甘いお酒美味しいもんな!トリキの「みっくちゅじゅーちゅ」まじおすすめ!笑」
こんな感じで、一問一答にならないように心がけます。
そして最初は、出身地とか、血液型とか、家族構成とか、部活とか、女性でなくとも初対面の人と話すような会話が主になるかと思います。
そのような会話をするなかで、
あ!それ俺も同じだ!!
となるものがあれば、必ず共感していくようにします。
ティノ「りのちゃんA型かO型でしょ」
りのちゃん「え!そうだよ!なんでわかるの!!」
ティノ「俺もよくAかOっぽいって言われるからなんとなく同じかなと思って」
りのちゃん「あたしも凄いそれ言われる!!」
はい。ちょっと距離が縮まった感じしませんか?
※血液型は正直A型かO型といっておけば7割くらいあたります。
コールドリーディングの一種ですが、さらなる詳細は以下の記事で解説しているので併せて読んでみてください。
これは「感情」に対する共感ではなく、「事実」「事象」「行動」に対する共感ですよね。
正直、感情にいきなり共感しても、人間ってそんな響きません。
まずは、事実や事象に共感して、
「あ!なんかこの人同じようなところ多いな。」
と思わせたあとに感情へ共感していきます。
だって初対面の人にいきなり
「私、仕事でミスしがちなんですよ~」
と言ったときに
「わかるよ。俺も細かい仕事苦手なんだ。ミスしたら凹むし、時間取られるし嫌になっちゃうよね。」
なんて言われたら「お、おう。」となりません?笑
まずは事実に対する共感である程度信頼関係を構築して、その後感情に対し共感する。
こうすることでより段階的に信頼関係を深めていくことが可能です。
そのため、初対面後の最初の会話は事象の共感が中心になってくるはずです。
3:共感力を上げる方法!心を掴む共感とは段階的に感情へフォーカスすること
少し場も暖まってきたかな、なんとなくよそよそしい感じが少なくなってきたな、なんて貴方が感じ始めたらきっと相手も同じような感情を抱いています。
そのころから、もっと深い話で感情に共感していくようにします。
例えば、仕事で上手くいかなかったこと、仕事の悩みや人間関係の悩み、今までで一番しんどかったこと、辛かったこと、一番楽しかったこと。
相手の核となるような、感情表現をしてしまうような相手のパーソナルな部分への質問へシフトしていきます。
ティノ「りのちゃん、最近仕事どう?」
りのちゃん「最近部署変わったんだけどさ。なかなかうまくいかなくて笑」
ティノ「あー部署を異動すると人間関係を結局1から構築しないといけないもんな。俺も異動したときは大変だったわ」
りのちゃん「え、ティノくんも異動したことあるんだね!」
ティノ「まあね!ただうまくいってないとしても、りのちゃん陰でめっちゃ努力してるタイプでしょ?今までの話を聞いてる感じ。」
りのちゃん「確かに頑張ってるつもりではいるんだけど…」
ティノ「絶対それに気付く人が出てくるから、結局最後はうまくいくと思うよ。少なくとも、俺はりのちゃんのそのいい所に気付いたわけだし笑」
感情へフォーカスした共感の一例です。
事実に対する共感より、心の深い部分で繋がっている気がすると思います。
「あ、この人私のことわかってくれてる。」
こう思わせられることがベストです。そのために、感情を引き出して、共感していきましょう。
ただ、なんでもかんでも共感すればいいってもんでもありません。今回の記事で一番伝えたい部分でもあります。
全部が全部共感していたら、「なんだこいつ、芯がない男だな。」と思われてしまいます。
4:全て共感するのは芯の無い弱々しい男
「なんだこいつ、芯がない男だな。」
と思われたらどうでしょう。
一瞬で女性から格下の男認定獲得です。笑
女性は基本的に尊敬出来ない男を恋愛対象とはしません、ジ・エンドです。
そうならないためにも、共感すべきところと共感しないべきところの違いをはっきりと把握していきましょう。
ちなみにですが、これはビジネスにも当てはまります。
取引先の言うことをなんでもかんでも同意するようなビジネスマンは
「本当にこいつ、わかってんのか?」
と思われてしまいます。
自分の中で「(おや、これは少し違うんじゃないか?)」と思うことがあれば下からのキャラで質問してみましょう。
先輩からの指導を聞くときの態度も同じです。
なんとなく信頼されない、という人は、ここを見直してみると良いかもしれません。
4.1 世間的に「悪評」の事象は共感しない
女性はゴシップが大好きです。そのため、こんな主張を耳にすることがあります。
りのちゃん「げす不倫やばいよねー、不倫ってどう思う?私はしょうがないからありだと思うんだよね」
ティノ「あー、俺もありだと思う!やっぱりいけない恋愛ってドキドキするよな!!」
どうでしょう、しっかり共感していますね。
これが一番してはならない共感です。
不倫って世間的には基本的に「悪」ですよね。
その他にも、犯罪、マナー違反、陰口等々…一般的に考えて「悪印象」と捉えられるような女性の意見が出ることがあります。
しっかりと否定してください。
一般的な評価が低い事象に対して同意してしまうと、その場はなんとなく共感して仲間意識みたいな雰囲気が生まれることもありますが、後々どうしても貴方自身の女性からしたイメージ像が低下してしまいます。
女性の主張が「悪」に付随するものであれば、しっかりと根拠を交えて否定しましょう。
もちろん、相手の世の中の悪に対する価値観に共感することで、うまくいく事例もあります(店長がうざいと仲間意識が生まれるバイトのような感じです)。
しかし、そこの判断は非常に難しく、うまくいけばなかなかの効果を発揮しますが、どうも扱いが難しいです。
それならば、我々は悪は否定するというスタンスを貫く方が容易でしょう。
4.2 共感しない場合も女性の意見を尊重する男はめちゃくちゃモテる
それではしっかりと否定していきましょう。
その時のコツとしては、相手の意見を一度は受け入れることです。
よくやってしまいがちなのが論理的に女性をねじ伏せてしまう行為。
女性は感情的な生き物なので、あまり主張と根拠をしっかりと交えて結論を出してはいません(世の中の女性を今敵にまわしています。笑)。
反対に、男性は感情よりも論理が先行する生き物です。
よく女性から男性に対する相談事で、男性はすぐに解決策を与えます。
しかし女性が望んでいることは解決策ではなく、悩みに対する同意、共感です。
「残業が多くて大変で…」という悩みに我々は「仕事の効率化とか対策してる?ツールの使用状況は?」とかを聞きたくなりますが、女性が求めているのは「大変だね」の一言なんです。
それと一緒で、いくら女性が一般的に「悪印象」な主張をしていたとしても、一度受け入れる姿勢をします。
「でも…」から何でも話し始めてしまう男性、要注意ですよ。
りのちゃん「げす不倫やばいよねー、不倫ってどう思う?私はしょうがないからありだと思うんだよね」
ティノ「あー、どうしても一緒にいる生活が長くなるとドキドキしなくなるしな。ただそれって恋が愛に変わっただけであって、その人を大切に思う気持ちは変わらないと思うんだ。それなら俺はその人を裏切る行為はしないかな。」
りのちゃん「大切って思えなくなったら?」
ティノ「そういう人と俺は結婚しない自信がある。笑」
いきなり「いや、不倫とか有り得ないっしょ。」と否定するのではなく、相手の主張を一旦受け入れた上で反論を行う。
これビジネスや人間関係にも使用できることなので、是非意識していきましょう。
以上、ナンパ師が理論的に実際に実践する共感の方法でした。
これ、身につければ本当に恋愛、人間関係、ビジネス、何にでも使える方法なので、何度も何度も読み返して、共感力を高めて、バイブル的にこの記事を活用してもらえたら嬉しいです。
ティノ
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