ふいに訪れる「沈黙」。
間を気まずいと思っていませんか?
間は会話において必要不可欠な要素なんです。
適切な間の取り方を知り、モテる上手な話し方を目指しましょう。
どうも!プロの教育者×ナンパ師、ティノです。
皆さん、沈黙という名の「間」を恐れてはいませんか?
恐れる必要なんてないんです、逆に話が上手と言われる会話、プレゼンには、必ずと言っていいほど適切な間があります。
それほど間というのはとても重要な要素というわけです。
今回はそんな間の取扱い方法を解説します。
この記事を読んだあなたはきっと間のことが大好きになるでしょう。笑
1:上手な話し方には必ず「間」がある
間って、恋愛に限らず、ふいに訪れることってよくありますよね。
会社の飲み会なんかでも、ふと会話が終わって、誰も会話を発案しない時とか。
上司「…こうでこうでこうだったんだよ!!」
\わははははははっ笑・・・・・・/
(・・・・・・・・・・・)
こういうやつです。
これ、なかなか気まずいですよね?場に会話がないというのは。
確かにこれは、頑張って発話してください。笑
正直、大人数での飲み会は何の発展性のない、会話を楽しむ場面ですので、間を取ったり、説得力を増したりする必要はありません。
だからこそ沈黙が気まずくなるのです。
しかし、恋愛や、1対1、少人数、プレゼンでの会話における「間」というものはなくてはならないものになります。
大人数での飲み会の沈黙と、このような沈黙はまるで性質が違います。
場のちょっとしたスパイスというか、場を引き締める効果をもたらしてくれるんです。
逆に、間がない人との会話ってどうでしょう。
ずっと喋りっぱなしの関西人を想像してもらえればわかりやすいと思いますが、やかましいし、どこにこちらの会話を挟めばいいか分からないし、ちょっと疲れたりしますよね。
間がないプレゼンはどうでしょう。
自覚がある方、「よく抑揚がない」なんて言われませんか?
間を取ることで不思議とプレゼンにも抑揚が生まれるのです。
2:「間」が会話にもたらす3つの効果
と言われても、なかなかピンときませんよね。
それではまず、具体例とともに「間」がもたらしてくれる3つの効果を解説します。
これは営業のテクニックにも通じてくる部分になるので、営業職の方、必見ですよ!
2.1:言葉の重みを増す
例えば、あなたは偉いおじさま、その部下と3人で飲んでいるとします。
お偉いさんは自分の武勇伝を語るのが好きですよね。
どうしたら気持ちよくなってもらえるでしょうか。
お偉いさん『…と説明した通り、俺はこんなことをしてきたんだよ』
ティノ「すごいですね!!!」
さて、いち早く反応し、返答しました。
相手はどう思うでしょうか。
答えは、何も思いません。
なぜだと思いますか?
理由は、言葉が軽すぎるんです。
間のない反応は、頭の回転が早いと思われがちですが、逆にしっかり考えていない印象に見えてしまうこともあります。
じゃあどうすればいいのか。
言葉に重みを出すために、「間」を利用するのです。
お偉いさん『…と説明した通り、俺はこんなことをしてきたんだよ』
ティノ「へぇ……なるほど。それは、すごいですね!」
文面にするとあんまり違いが分からないかもしれません。
しかし、感想を言う前に一旦間を置くことで、そこには「しっかりと考えた上での回答」という印象がプラスされます。
このような返答をされたお偉いさんは、さも自分の話が相手に伝わったかのように、理解されたかのように錯覚するため、とてもとても嬉しくなってしまうんです。
「間」を作らないというのはTPOによっては非常に大事なことになりますが、それが適用されない、むしろ利用した方がいい場面というのも存在します。
まずはそこの概念から覆してしまいましょう。
さて、もう2つ目の間の効果をお伝えします。
2.2:相手に考えさせる時間を与える
仕事で営業を担当されている方はもう流石に知っているのではないでしょうか。
「間」というのは、相手に考えさせる非常に重要な時間となります。
例えば、貴方が何かを相手に質問したとしますよね。
質問が難しいと、相手はきっと黙ってしまいます。
ティノ「Aと比較した際のBの利点はなんだと思いますか?」
相手「んー…」
何よりも大切なのは、ここで追撃をしないということです。
自信のない人なんかだと、相手が沈黙した際に
ティノ「Aと比較した際のBの利点はなんだと思いますか?」
相手「んー…」
ティノ「AとBでは特に価格、デザイン性が異なるので、そういった観点からお考えいただければと思うんですが…」
相手「そうですねぇ…」
ティノ「いかがでしょう?」
という追撃をしてしまいがちです。
相手が沈黙したときに、「(あれ、うまく伝えられていないのかな…)」なんて心配になってしまうと、次々と補足説明をマシンガンのごとく行ってしまいます。
ですが、その説明を相手はさらに聞かなければなりませんので、脳内で整理するという時間がなくなってしまいます。
「間」は相手が考えている時間だと割り切り、相手がどうしてもわからないという雰囲気を感じ取ってから補足するようにしましょう。
一つの目安としては、相手の目線がずれている場合には、一度間を置き、戻ってきたら話を再開することがベストです。
貴方「Aと比較した際のBの利点はなんだと思いますか?」
相手「んー…」「そうですねぇ…」
貴方「・・・・・・」
相手「価格とか、デザインとか、特にデザインだとAはこうこうこうで…」
という感じで相手が考えを絞り出してくれます。
「間」を恐れずに、相手にプレッシャーを与えない話し方を心掛けましょう。
2.3:相手に圧力を与える
そして3つ目の「間」の効果、「圧力」です。
「いや、さっきはプレッシャーを与えないための「間」だったのに、今回は与えるための「間」なの?矛盾やんけ!!!」
って思った方もいますか?笑
そうなんです、「間」というのは、使い方によっていかようにでも変貌することが出来る最強の道具なんです。
じゃあどのようにプレッシャーを与えればいいか、それを紹介します。
例えば、貴方が部下を指導しているとしますよね。
そんな時に部下がミスをした時の反省が不十分だったとします。
そんな時、「間」を敢えて駆使してみます。
貴方「ティノくん、ここは今日の定時までって言ったじゃーん」
ティノ「あ!!笑 すいません、忘れてました!笑 今からやりますんで、何時くらいまでなら大丈夫っすか?笑」
貴方「・・・・・・」
ティノ「(あれ?これ笑えないやつか・・・?)」
貴方「これはねぇ…ちょっとやばいんだよなあ…」
ティノ「えっ、そうなんですか?申し訳ありません…」
本質は伝わりましたでしょうか。
間を使用することで、場の雰囲気を引き締めたわけです。
いつまでもへらへらしている人間に対しては非常に効果的で、今はそういう空気じゃないんだよ、というのは相手に感知させにいきます。
以上、今回は日常の会話における沈黙、間の重要性について解説しました。
これらの「間」を自由自在に扱うことができれば、場の空気を支配することが出来ます。
是非人間関係構築の中で、意識してみてください。
恋愛における、デートでの沈黙、間の使い方は以下の記事で解説しているので、併せて読んでみてくださいね。
もう沈黙や間は怖い、気まずいものではありません。
貴方の素敵なパートナーなのです!(大人数の飲み会は除く。笑)
ティノ
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