俺、HIVなんか感染しないから。
ゲイの世界だけでしょ?関係ないわ。
ソープやナンパで捕まえた女の子といつも避妊してないけどまあ大丈夫っしょ。
って思っていませんか?感染してからでは遅いですよ。
ナンパ師からのお願いです。
どうも。プロの教育者×ナンパ師、ティノです。
早速本題へ。
ティノはTwitterのプロフィールに記載しておりますが、STOP HIVを啓蒙しています。
なぜこんなことを掲げているのかというと、実はティノは、とある機会があり、HIVのことをDNAレベル、最新研究レベルで学習しています。
そんなナンパ師です。
HIVのことを学習したナンパ師だからこそ、皆さんに伝えていきたいものこそ今回の記事です。
この場を借りて、皆さんに正しいHIVの知識を身に着けていただきたいと思います。
本当に、他人事とは考えないでください。
1:HIVは誰しもが感染しうるウイルス
正直、皆さんどんな病気も他人事って考えていますよね。
癌とか心臓病、高血圧、糖尿病…全部実感わかないと思います。
HIVもそこに分類されてしまっていると思うんです。
そりゃ危機感わかないですよね。
しかしティノは違いました。
一時期、超危険な行為を行ってしまい、HIVノイローゼ(自分がHIVなんじゃないかと疑ってしまいひたすらにネットサーフィンを続ける状態)でした。
脅したくはありませんが、感染したら一生薬漬けです。
パートナーにも打ち明けなければなりません。
正直世の中偏見の塊です。
HIVをカミングアウトしたら、友達が離れて行った、別れを告げられた、たくさんの事例があります。
ここは世の中に正しい知識を広めていきたいところですが、その前に、HIVは対策できる疾患なんです。
どうにか、対策をしてください。
ティノからのお願いです。
1.1:日本でHIVの感染者が増加し続けている
GoogleでHIVで検索するといろんな情報が出てきます。
そこにまず臨床統計というものがあります。
要は何人感染しているのかを収集したものです。
これがですね、なんと、日本は感染者数が増加し続けているんです。
こんなにもコンドームが手に入りやすい時代なのにです。
そしてこの臨床統計は感染者数なわけで、感染してるけど検査していない人は含まれていません。
ここの感染者を合わせると2万~3万人くらいいるのではないかと言われています。
1.2:HIVは同性愛者だけではなく異性間恋愛者にも感染している
確かにHIVの患者には同性愛者、いわゆるゲイの人たちが沢山います。
しかし、普通に恋愛をしてきた女性の感染者もいます。
なんでかって?男性から移ったからです。
そして女性から男性に移った症例もいます。
もうこれだけでHIVってゲイの世界だけではないんです。
ティノは東京在住です、ナンパ師です。
1日で出会ってセックスすることもあります。そんな人間です。
そりゃリスクは上がりますよね。
絶対的な経験人数の母数もそうですし、相手の層も感染率はあがります。
これ、ソープなどの風俗でも同じことが言えます。
そうではなくても、相手が過去にどんな人とセックスしてきたなんか知る由もありませんよね。
貴方の彼女は1000人と生でセックスしてきたナンパ師と、実は1回付き合ったことがある女性かもしれません。
バイで男性同士のプレイを嗜んでいた男性と、貴方の彼女は付き合ったことがあるのかもしれません。
俺が好きになる人はそんな人間じゃないから。
そう思っていますか?
ティノのブログを読んでいる人ならもう分かるはずです。
女性は、嘘つきなんだと。
経験人数、風俗経験、誰にだって知られたくはない過去があって当然です。
でも、みんな心のどこかでHIVという危険性を知っている思うんです。
ただ、見てみないふりをしている。
そんな感じじゃないですか?
HIVに感染したら完治しません。
貴方は言えますか?親に、友達に、同僚に、未来の嫁に、未来の子供に。
もう一度胸に手を当てて考え直してください。
HIVは他人事ではありません。
エイズはとてもとても身近な病気なんです。
2:そもそもHIVとはどのようなウイルスなのか
さて、これこそGoogleで調べればもっと分かりやすい記事があるかと思いますが、一応ここでも簡単に説明しますね。笑
HIVは、ヒト免疫不全ウイルスと呼ばれるもので、人の免疫細胞を破壊し、もう弱っちい細菌やウイルス、ばい菌にも勝てなくなってしまう後天性免疫不全症候群 (エイズ)を発症させるウイルスです。
ジャイアンがいつも余裕でワンパンだったのび太に勝てなくなっちゃうような、そんなイメージです。
正直エイズが発症するとちょっと手遅れ気味になってしまいます。
もう体中の免疫がぶっ壊されてしまっているんですから。
癌もそうですが、早期発見が救命に繋がります。
2.1:感染するとどうなるのか
HIVに感染すると、まず初期感染症状として発熱、リンパの腫れ等が生じます。
しかし無症状の人もいるんですね。これがHIVの怖いところ。
その後1年~5年くらいはなーんも症状はでません。少しずつ、貴方の免疫を壊しながら、HIVは増殖していきます。そしてある閾値を超えた瞬間に、、、
最近、よくカゼひくなぁ…
そんな感じでエイズを発症します。
あとはどうなるか分かりますよね。
免疫が壊れるんだから、死に直結します。
この世界に細菌、ウイルス、カビはそこら中にいます。
それに勝てなくなります。もう一度言います。死亡です。
2.2:感染経路
輸血だの注射器の回し打ちだのいろいろありますが、まあ我々に関与するとしたらセックスです。
HIVウイルスは体液に多量に含まれますので、それが尿道や粘膜から感染してしまいます。
クラミジアとか淋病とか性器に炎症を起こしていると、HIVの感染率も爆発的にあがります。
性病って、症状が出なければ怖くないってものでもないんです。
潜在的なリスクが格段にあがります。
正直、オーラルセックスでも感染可能性があると言われますが、個人的にはそんなでもないんじゃないかなあとは思います。
HIV感染者を避けるような偏見が世の中にははびこっていますが、HIVウイルス自体はとてもとても弱いウイルスなんです。
ある程度のウイルス量がなければ感染することが出来ません。
唾液に含まれる程度であれば、正直可能性が0じゃないにしても、毎回毎回全員にオーラルセックスでコンドームを着用する必要はないと思います。
ですが、仮にHIV感染者であった相手と生でセックスをした際には間違いなく感染可能性はあります。
本当に、命をかけた博打をしているようなものです。
2.3:感染を防ぐには
サガミです。
オカモトです。
コンドームです。
(コンドームの会社のステマではありません。笑)
これにつきます。
ナンパ師を名乗るなら、ソープで遊びたいのなら、もうコンドームをつけないのはロシアンルーレットをしているようなものです。
中には生でやりまくっている人間もいますよね。
貴方は毎回毎回ロシアンルーレットを行いますか?毎回引き金を引きたいですか?よく考えてください。
もっと自分の命を、身体を、大事にしてください。
恋愛を楽しんで、ビジネスを楽しんで、人生を謳歌できるのは貴方が健康だからです。
3:HIVを現代の医療で治すことは出来ない
HIVに感染しても、それが治るならここまで恐れる必要はないでしょう。
では、なぜHIVは治らないのか、そこを解説していきます。
その前に、まずはHIVの治療法について。
3.1:HIVの治療法
HIVの感染が検査で判明したら、基本的にはHIVの増殖を抑える薬剤を服用します。
だいたい月5万円くらいかかりますが、国に申請して補助金が出ます。
実質負担金は1万円程度と言われていますね。
薬剤の作用機序は様々です。
プロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤など複数あります。
過去には耐性ウイルス出現を防止するためにいくつかの薬剤をたくさん飲む必要がありましたが、医学の進歩に伴って、1日1錠でいい薬剤も販売されてきています。
2020年に期待されている月1回打てばいい注射剤も開発中みたいですね。どんな作用機序なのか気になるところです。
でも昔から一つだけ変わらない事実があります。
HIVを治癒させることは出来ない
ということです。
何故ティノがここまでSTOP HIVを啓蒙するかの理由でもあります。HIVは治らないんです。一生薬剤を飲まなければならないんです。
3.2:HIV潜伏感染細胞という恐怖
なぜHIVを治すことが出来ないのか。皆さん気になりますよね。
一番の原因としてティノが考えるのは、HIV潜伏感染細胞の存在です。
HIVは我々の免疫細胞に感染し、増殖、他の細胞へ感染を繰り返します。
現代の医学はその感染した細胞をターゲットにした薬剤が開発されています。
しかし、潜伏感染細胞とは、細胞にウイルスが取り込まれているものの、活性化するまで普通の細胞と変わらない挙動を示すのです。
つまるところ、スパイです。
薬剤も我々の健全な免疫も、
「うお!!こいつ!!!HIVに感染してやがる!!!攻撃だ!!!!」
って感じでHIVに感染した細胞をターゲットにします。
しかし、潜伏感染細胞は普通の健全な細胞と同じ挙動を示すので、
薬剤、免疫「お前は通常の細胞だな、いけ!」
潜伏感染細胞「はい!(ひひっ、馬鹿なやつらめ…!)」
みたいな状態になってしまうのです。
今の医学では、このスパイを殺す手段がありません。
いずれスパイが本性を現した時にようやく攻撃が出来るのです。
なんて頭の良いウイルスでしょう。悔しい限りです。
これがHIVの最たる脅威でしょう。
4:ここまで解説しても貴方はHIVを他人事だと思いますか?
ティノのナンパ師としての経験を全て踏まえて、生セックスは避けろとお伝えしてきました。
コンドームを付けないのは、一生愛すると決めた人だけ。
万が一自分がこの相手にHIVを移されても。
もし子供が出来ても。
自分はこの人と一生を共に生きていくんだ。
そんな決意が出来るまでは、きちんと避妊をしてください。
皆さんにはHIVのない人生を歩んでほしい。
その思いから、少しだけ強めに訴えてみました。
ティノは気持ち悪いくらいにコンドームを保持しています。笑
財布の中に2つ。フリスクの空き缶に1つ。合い鍵ポーチに1つ。
常時4つは携帯しています。笑
なんてったって、今まで10回弱クラミジアに感染しているもので、もう世の中の女の子と生セックスすること自体が怖いです。笑
その辺の繁華街、マッチングアプリにいる女性の3人に1人は感染しているなんていいますからね(ティノの主治医が言ってました)。
まあ、性病の主治医なんて作ってんじゃねーよって話ですが…笑
最後に、検査のご案内です。
5:HIVや性病が思い当たったらすぐに検査へ
もうね、HIVってぶっちゃけ検査してみないとわかんないんですよ。
1回でも元カノと生セックスしてたら感染可能性はあります。
いい機会と思って行ってみましょう。匿名ですし!
でも、お高いんでしょう?
そう思いますよね?しかしですね!!
ここは日本頑張りました!
なんと、無料です!!!!
下のリンクからお探ししてみてください。
HIVは感染可能性のある行為から3ヶ月以上あけろって言われていますが、正直ティノは1か月、少なくとも2ヶ月明ければ平気だと思います。
そんなHIV抗体検査の質は低くありません。
2週間はちょっと早すぎます、もう少し待ってください。笑
でもほんとはやっぱり感染機会を排除することが一番に大切なんです。
毎回セーフティセックスをしていれば検査に行く必要も心配になる必要もありません。
まあ心配だったら可能性のある相手にHIV検査に行ってもらうって手段もあるのですが、自分で行った方が早いです。
STOP HIV!
以上、長々と読んでいただきありがとうございました。
世の中から一人でもHIV感染者が減りますように。
ティノ
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